その他

愛車が危ない!

2016年9月22日





先日、みん友さんのお知り合いの愛車が車両窃盗にあったという記事を目にしました。

記事には警察の話だとイモビカッターを使われたのではないかと推測された様ですが、昨日、セキュリティでお世話になっているユーモオートデザイン様へ、取付品の修理をお願いした車の引き取りの時に、最近の自動車盗の傾向を訪ねてみました。

要約するとこうです。

・ハイエースがダントツで狙われてていたが、1年前から急に30型プリウスがトップになった。

・同じイモビライザーのシステムを使っているアクアも狙われている。

・ガラスを割らないと盗めないイモビカッターの手口ではなく、リレーアタックという手法で盗んでいる。

・足跡(証拠)が流される雨の日の発生確率が高い。

・玄関など家の外に近い場所に、リモコンキーを置くのは危険!

リレーアタックという手法は極めて短時間で、効率よく車両を盗むことができるそうで、それを以下の図にしてみました。

車2_1

解説します。

まず、前提としてリモコンキーからはドアロックスイッチを押していなくても、備えた微弱な電波が出ている事を知っておいて下さい。
なぜ、必要もないのに微弱な電波(暗号キー)が出ているかというと、スマートエントリーの作動に必要な為です。
スマートエントリー
【出典】トヨタ自動車 プリウスαページより

経験がある方がいるかも知れませんが、リモコンキーの電池が切れたらスマートエントリーは作動しません。(常に電波(暗号キー)が出ているという裏付けですね。)

さて、ここから手口についてです。

①オーナーが玄関に車のリモコンキーを置きます。

②窃盗犯Aが玄関付近まで行きレシーバーを起動し、リモコンキーから送信されている暗号キーを盗み取ると同時に、窃盗犯Bへその信号を送信します。

③窃盗犯Bは窃盗犯Aから送信されたリモコンキーの暗号キーを車両に向けて送信し、ドアロックを解除します。

④窃盗犯Bは③で使った電波を再送信し、スマートエントリーのコンピュータにアクセスし、(エンジン)スタートボタンを有効化し、エンジンを始動します。

⑤窃盗犯Aと合流し、盗み去ります。

今までの車両盗難手口で一番時間がかからない手段だそうです。

上の手口の手順からしてもあっさりとやられてしまう感はあります。

ただ、やはりセキュリティシステムを搭載している車に対して、どんなシステムを積んでいるか分からないので窃盗犯はリスクを犯し辛いとの事です。(前述、ユーモオートデザイン オーナー談)

プリウスは街中にゴロゴロある訳ですから、そこまでリスクを負う必要もないとの事ですね。

また、関西地方でマンションの駐車場にプリウスが停まっているのを見つけた犯人グループの、スマートキーの電波を盗み取り役(図の窃盗犯A)が、狙った車両のキーの電波がないか部屋の玄関を一軒一軒カニ歩きしている不審者が目撃されたという噂もあるそうです。

では、どうやって防ぐかです。

・カーセキュリティー付属の「Don't Touch  xxx Security」といったメーカー名または製品名の入ったステッカーは使用しない。
※窃盗犯にそのセキュリティーの弱点を知られるため。

 

・玄関など家の外に近い所にリモコンキーを置かない。

※高層階のマンションでしたら、ベランダに近い棚とかでもいいかもしれません。

・リモコンキーから出る微弱電波を遮る効果のある缶の中にリモコンキーを入れる。
例)お菓子の缶など

その記事を見たその日の晩に自分の車も盗られるという夢を見たので、被害にあわれた方は、それ以上に怒りと悔しさとで非常に気持ちが収まらないと思います。

これ以上被害者を増やさない為にも、カーセキュリティーを導入するのと同時に、駐車場に防犯カメラの設置をお勧めいたします。

我が家は駐車場を常時録画する防犯カメラを備えています。
「高いんでしょ?」と思われる方もいると思います。
でも、それなりにはしますが“ドン引き”するほどの額でもないです。
下のバナーをクリックして、ご覧いただければ「あ、付けようかな。」という気分にもなると思います。


 

我が家の防犯カメラの画像をお試しで掲載したいところですが、公にしてしまったら防犯の意味が薄くなるので、ご勘弁頂ければと m(_ _)m

カーセキュリティーを破られても犯人の画像があれば、警察も捜査しやすくなりますよね。
カーセキュリティーと一緒に、愛車を守るためにご検討されてみては如何でしょうか。

ちなみに、こんなのがAmazonで売られています。
キープログラマ

キープログラマーといって、リモコンキーのコンピュータの情報を書き換えて、違うキーで車を始動させる道具です。
これも悪用されています。
もちろん、メンテナンスを容易にするものであって、悪用前提に作られたものではありません。

さて、今回は昨日入手した情報をアップしましたが、もしかしたら、明日は我が身かも知れません。
対策出来ることはできる事からやっておく方が、我が財産を奪われずに済むかと思います。
メーカーと窃盗犯のイタチごっこが良く分かって頂けたかと思います。


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